サポートデスクの小野です。厳しい寒さが毎日続いておりますが、皆様はお変わりございませんでしょうか。
光陰矢の如しとはよく言ったもので、燦々と太陽の光が降り注いだあの夏の暑さがついこの間のように思えます。
皆様も体調には気を付けて、今年度の大学生活のラストスパートを乗り切りましょう。

さて、皆様にはよく頭に浮かんでしまうことわざや四字熟語等はありますか?私の場合、過去を振り返る度に
「光陰矢の如し」という言葉が頭をよぎります。寒さを感じて衣替えを意識した時、
自身の誕生日が近づいてきた時、そして進学・進級の時期が迫った時など、これまでの生活が、習慣が
大きく一変してしまう時期になる度に私は、「光陰矢の如し」という言葉を強く意識してしまうのです。

光陰矢の如し、月日の過ぎるのは飛ぶ矢のように早いことを意味することわざです。
そして、飛んだ矢はもう戻ってこないことから、時間は過ぎればもう戻ってはこない、という意味も読み取れます。
過去を振り返る度に私は、月日があっという間に過ぎてしまった事実への驚きを、経った月日は取り戻せない
という喪失感を味わうことになり、未来への不安を強く感じてしまうのです。

とはいっても不安一色というわけでもなく、これまでを振り返ってみて、悪くはない、それなりに楽しめたという
思いも確かにあります。結局、矢も人も時間という流れには逆らえないわけです。今できること・したいことに
打ち込むもよし、あるいは別に何もしなくたっていいと思います。
いつか過去を思い返して、自分なりにそれを評価して、悪くないなと思えるような日々を過ごせたなら
多分それがいい人生です。